YOUTH
青春  サミュエル ウルマン
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青春とは心のあり方のことだ。数多の人が座右の銘とするサミュエル ウルマンの詩。新訳でお届けします。



「青春」の詩
-新訳-

青春の詩は、サミュエル ウルマンが80歳の記念に自費出版した本「80才の歳月の高見にて」に収められました。







     青 春
                              サミュエル ウルマン


青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
易きに就こうとする自らを叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。
歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、
雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の
煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような
探究心・人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、
美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、
人間は真に老いるのである。
そのような人は神のあわれみを乞うしかない。

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サミュエル ウルマンはドイツ・ヘッヒンゲンの生まれ。
ユダヤ系ドイツ人であったことから、ナチスの迫害を避けアメリカに渡ります。
アラバマ州バーミングハムに居を構え、荒物商を営みながら執筆を続けました。
「YOUTH」(青春)と題されたこの詩は、第二次大戦後、アメリカの雑誌・
リーダーズダイジェストに掲載され、連合国軍総司令官を務めた
ダグラス マッカーサー元帥が座右の銘として執務室に掲げたことから
日本でも知られるようになったものです。
経済界の先に立つ人物の間では早くから有名で、松下電器(現・パナソニック)
の創業者・松下幸之助氏も座右の銘としていたと言われています。








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